アルパカは地球に優しい

アルパカ生地

春夏秋冬と4回に渡り、洋服の入れ替えがある中で、大変なのが「冬」ではないでしょうか?

日本には四季があり、その時期によってトレンドを取り入れたり、
自分のスタイルが確立した洋服を身に纏うと思います。

そこで今回は一着羽織るだけで、エレガントでおしゃれなアルパカコートで使用されるアルパカの特徴についてお伝えしていきます。

アルパカの特徴①土や植物に優しい

アルパカは蹄(ひづめ)がないのをご存知でしょうか?

蹄とは、、、馬や鹿のように、爪が厚く、固い爪のことをいいます。
アルパカには犬のような肉球があるため、土や植物への影響を最小限にできるのです。

馬などのように、蹄があると、土を固め、さらには植物を傷つけるため、植物も生えなくなってしまいます。

さらにアルパカは牧草を食べますが、根っこは残すため、再度生えてきた牧草を食べます。
この循環があるため、地球にも優しいのです。

アルパカの特徴②洗毛の際に使用する水が少ない

生地の製造過程で毛を洗う作業があります。
これを「洗毛」といいます。

この洗毛の時に、字のごとく、毛を洗うため、水を必要とします。
それも汚れている水ではなく、綺麗な水を使用しなければなりません。

世界的に水不足となっていることや水の汚染が大きな問題として取り上げられていますよね。

アルパカの毛に含まれている油分は約2.8〜3.9%と言われています。

カシミヤはアルパカの2倍(5から7.2%)の水を。
ウールはアルパカの9倍(9.5から27.0%)もの水を。

これは毛についている油分が原因なのです。
キッチンの汚れを想像してみてください。掃除するときに洗剤や重曹を使用して、時間をかけて落とします。

同じことを洗毛の際にしてしまったら、毛の質は下がります。
さらに労力も増え、環境に悪い化学物質を多く使用することにもなります。

アルパカは水を消費を最小限に抑えられる貴重な毛を持った動物なのです。

アルパカの特徴③自然色が22種類も

ウールは3種類しか自然色がないと言われています。
しかし、アルパカは9種類もあります。

アルパカの毛の色は実に22色もあると言われているのです。

染色をすることで、デザイン性がより出ますが、染色は環境にはよくないのはもちろん、
人間の体にも悪影響を及ぼすことが言われています。
「引用:ファッションと環境問題/By Fashion Revolution」

そんなことをしていたら、人間、自然、動物の皆がいい思いをしません。
自然に生えてきた毛が既にファッションとしても使用できる毛であれば、加工する必要もなくなります。

アルパカの特徴④人々の生活を支えている

今ではアルパカは可愛い動物としてCMなどで知られている。
マスコットキャラクターとして日本では確立しているが、そんな可愛いアルパカは人々の生活を紀元前2500年から支えてきていると言われている。

ペルーの輸出では多くの割合を占めるアルパカの毛だが、
既にご存知のようにアルパカは標高3000〜4000mで生活しているため、育てている牧場の人々はアルパカの毛を収入源として、家計を支えている。

他に収入はなく、アルパカの毛の需要が無くなれば、ご想像の通りです。
それもそのはず、以前の調査で約370万人がアルパカに支えながら、生きていると言われているくらいですから、今後も人間との縁は強く固いものでしょう。

ユニクロの撤退はビジネスの問題も含まれている

最後にお知らせすることがあります。
ユニクロが2020年8月にアルパカ生地の事業から撤退をすることを発表しました。
問題は動物愛護の観点からと言われています。

彼らの毛刈りをする動画が衝撃的でした。
しかし、これは解決できることだと感じています。
解決するためには人件費や設備費など資金が必要になりますが、アルパカを傷つけずに毛刈りをする方法は実際にあります。

それにも関わらず、撤退するというのは単に動物愛護観点からだけではなく、他の要因もあると個人的に考察しています。

上記のように、アルパカの毛で生計を立ている家族がたくさんいます。

簡単にアルパカの毛を使用しないと公言してしまうの、二次被害が出ます。
それもアルパカは環境にいい動物なのに。

ここは複雑な気持ちですが、サステイナブルな世の中になった今、アルパカの認知度を上げていく活動を積極的に行うために、今回のコート事業も始めています。

ご興味持たれた方は一度ご連絡ください。

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